B.LEAGUE UNITEDが豪州遠征中!精鋭10人が8月6日フェニックス戦へ〜2030年NBAへの挑戦

速報2026.08.04豪州遠征 / 育成
B.LEAGUE UNITED 豪州遠征 精鋭10人が8月6日フェニックス戦へ
広告スペース(AdSense)

Bリーグが誇る若手育成プロジェクト「B.LEAGUE UNITED 2026 IN AUS」が、8月2日から10日にかけてオーストラリア・メルボルンで実施中です。平均年齢21.6歳・平均身長191.5cmの精鋭10人が現地入りし、8月6日(木)には豪州NBLの強豪サウスイーストメルボルン・フェニックスとの第1戦に臨みます。「2030年までにNBA選手を5人輩出する」というBリーグ中期目標に向けた、真剣勝負の場です。

プロジェクトの背景〜なぜ今、豪州なのか

B.LEAGUEは2023年に始動した中期経営計画の中核目標として「2030年までにNBA選手5人輩出」を掲げています。この目標を実現するためには、国内の試合経験だけでは足りない。世界に通用するフィジカル・強度・戦術眼を若手のうちに身につけさせることが急務です。

そこで立ち上がったのが「B.LEAGUE UNITED」というプロジェクトです。Bリーグが将来の海外挑戦を視野に入れた若手有望株を選出し、外国籍の名将のもとで強度の高い国際試合を経験させるという試みで、今回が第2弾の遠征となります。前年の第1弾でも同様の遠征を実施し、一定の成果を挙げたとされています。

オーストラリアが遠征先に選ばれた理由の一つは、NBL(ナショナル・バスケットボール・リーグ)のレベルの高さです。NBLはNBAに次ぐレベルのプロリーグと評価されており、多くのNBA予備軍が在籍します。日本の若手がここで通用するかどうかが、世界基準での自分の現在地を測る物差しになります。

ヘッドコーチ:ダミアン・コッター氏の指導方針

指揮を執るのは、シカゴ・ブルズでアシスタントコーチを務めた経験を持つダミアン・コッター氏です。NBA・Gリーグ・オーストラリアバスケットボール界で25年以上の指導歴を持つ国際派コーチで、選手の個人技術とチームバスケへの落とし込みを得意とします。

コッター氏は遠征に向けて「選手たちに最高の経験をさせること。全員が一つでも良い選手になって終えられるようにしたい」とコメント。オーストラリアのバスケについては「フィジカルなゲームが特徴で、チームバスケを重んじる。日本の選手たちはハードワークを強いられることになるでしょう」と語り、厳しい環境での成長を期待しています。

最終メンバー10人〜注目の顔ぶれ

当初は12名が選出されましたが、千葉ジェッツの瀬川琉久(7月24日)と広島ドラゴンフライズの松野遥弥(8月1日)がいずれもコンディション調整を理由に辞退。代替選手の追加招集は行われず、10名で遠征に臨んでいます。

選手名ポジション年齢身長所属クラブ
中村拓人PG25184cm群馬クレインサンダーズ
岡田大河PG22174cm―
新井楽人SG22190cm横浜ビー・コルセアーズ
湧川颯斗SG22197cm三遠ネオフェニックス
若野瑛太SG19186cm名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
西部秀馬SG/SF23189cm京都ハンナリーズ
田中流嘉州SF/PF22194cm長崎ヴェルカ
伊久江ロイ英輝PF21201cm川崎ブレイブサンダース
渡邉伶音PF20206cmアルティーリ千葉
長谷川比源PF21202cm横浜エクセレンス

平均年齢21.6歳、平均身長191.5cmというデータが示すように、若さとサイズを兼ね備えた布陣です。中村拓人(群馬)は昨年の第1弾遠征経験者として中心的な役割が期待されます。最年少の若野瑛太(名古屋DD、19歳)は、将来のNBA挑戦候補として注目される一人。身長206cmの渡邉伶音(アルティーリ千葉)はインサイドの核として期待がかかります。

試合日程〜NBL強豪との2連戦

遠征中の公式戦は2試合。いずれもメルボルンを拠点とするNBLクラブとの対戦です。

試合日時(日本時間)対戦相手
GAME 18月6日(木)18:00サウスイーストメルボルン・フェニックス
GAME 28月9日(日)13:00メルボルン・ユナイテッド(無観客)

サウスイーストメルボルン・フェニックスはNBLの上位常連クラブで、フィジカルなスタイルが特徴です。続くメルボルン・ユナイテッドは元NBA選手を擁する豪州最強クラスのクラブ。コッターHCが「ハードワークを強いられる」と語った相手に対して、どれだけ食らいつけるかが焦点になります。

注目ポイント〜この遠征が持つ意味

B.LEAGUE UNITEDの遠征には、単なる強化試合以上の意義があります。まず「国際舞台での経験」です。移動・時差・海外での生活、非英語圏の選手が英語圏のコーチ・チームメイトとコミュニケーションを取る場面も生まれます。こうした環境への適応力も、海外挑戦に欠かせない素養です。

次に「基準値の更新」です。Bリーグで活躍していても、NBLレベルの相手には通用しないプレーが存在します。それを身体で知ることが、翌シーズン以降の成長の起点になります。コッター氏が「一つでも良い選手になって終えてほしい」と語った言葉には、結果よりもプロセスを重視するアプローチが表れています。

そしてこの取り組みは、9月22日に開幕する新リーグ「B.PREMIER 2026-27」の盛り上がりを支える人材育成と直結しています。今夏に海外の空気を吸った選手たちが、新シーズンで一回り成長した姿を見せてくれることが、Bリーグ全体の底上げにつながるはずです。

出典:B.LEAGUE公式「B.LEAGUE UNITED 2026 IN AUS 参加選手意気込み」/バスケットボールキング「B.LEAGUE UNITEDが8月に豪州遠征…中村拓人、瀬川琉久ら12名選出」「松野遥弥がコンディション不良で不参加」「瀬川琉久がB.LEAGUE UNITED豪州遠征を不参加」/basketball-zine「B.LEAGUE UNITED第2弾の海外遠征へ出発!コッターHCが語るNBL強豪への挑戦と成長への期待」
https://www.bleague.jp/bmagazine/detail/id=616949
https://basketballking.jp/news/japan/20260715/623939.html
https://basketballking.jp/news/japan/20260724/625122.html
https://basketballking.jp/news/japan/20260801/626372.html
https://www.basketball-zine.com/article/detail/117871

本記事は各公式発表・報道をもとに編集部が独自に要約・再構成したものです。最新・正確な情報は出典元および各公式サイトでご確認ください。
広告スペース(AdSense)